とある地方に住む一人の青年が、突然大企業の後継者争いに加わることになり、男女4人のドロドロとした運命が描かれた作品『運命の渦』。
これぞまさに韓国ドラマ特有のドロドロを詰め込んだと言わんばかりの作品ですが、主演を務めるのが『輝くロマンス』にも出演していた人気俳優パク・ユンジェになります。

- 家族の覇権争い
- 大手企業の後継者争い
- 男女のドロドロとした恋愛模様
それらの要素がギュッと詰まった『運命の渦』ですがここではこのドラマのあらすじやキャスト情報、ドラマの見どころについてどこよりも分かりやすくお伝えしていきたいと思います。
平均視聴率:19.73%
最高視聴率:22.8%
演出:クァク・ギウォン
気になるところから読んでください
韓国ドラマ『運命の渦』のあらすじを詳しく解説!
まずはドラマの世界観を知るために、2分程度でまとめられた運命の渦の予告編動画をご覧ください。
あらすじ
真面目で明るい性格の青年ナムジン(パク・ユンジェ)は、母親と初恋相手のために一生懸命働いて来ました。
決して裕福な暮らしではありませんでしたが、小さな事務所を運営しながら細々と生活をしている中、突然自分が超大手企業『ヒョンガングループ』の会長の孫であることが発覚。
それが知られてから、急遽自分がその会社の後継者争いの中に放り込まれることになる。
後継者候補のもう一人ヒョンガングループ後継者であるシウ(カン・テソン)は、母を守るという強い信念を持っていたため、どうしても後継者争いに勝たなければならない理由を持っていた。
その裏で
シウと政略結婚を控えているスンジュ
ナムジンの初恋相手でファッションデザイナーになるための勉強をしてきたジナ
を巻き込みながら、ヒョンガングループの後継者争いが繰り広げられ、最終的な勝者を決めることになる。
今回主役となる人物は、田舎でひっそりと暮らしている平凡な青年ナムジン。
そんな彼が、自分が『大企業会長の孫』である事実を聞かされた日から突然人生が大きく変わり始め、気づけば大企業ヒョンガングループの後継者争いに巻き込まれることになります。
- どうしても後継者争いに勝たなければならない理由を持つシウ
- 会長の孫であるという事実だけで後継者争いに巻き込まれたナムジン
- 政略結婚に乗り気じゃないスンジはナムジンに恋に落ち
- シウはデザイナーとして入社して来たジナに惹かれるようになる

物語としては『大企業の後継者争い』と『最終的に生き残る愛』がメインテーマとなります。
『運命の渦』の主なキャスト情報
パク・ユンジェ(ヤン・ナムジン役)
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明るくて優しい性格を持つ好青年
大企業の会長の孫であることがわかり、そこから財閥の後継者争いに放り込まれる
ソ・ヒョリム(ハン・スンジュ役)
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大企業ミンハンの一人娘
シウとの政略結婚が決まっていたが、ヒョリム自身が乗り気ではない
カン・テソン(チェ・シウ役)
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ファッション業界の最高峰のエリート
ナムジンとヒョンガングループの後継者争いを繰り広げることになる
チン・イェソル(チョン・ジナ役)
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ナムジンの幼馴染で初恋相手
ヒョンガングループに入社して、不幸な現実から抜け出すためにシウを誘惑する
このドラマの見どころについて
王道の『財閥後継者争い』のストーリー
韓国ドラマでは、この財閥後継者争いの物語はいわゆる『鉄板』のストーリーとなります。
- 主人公はどこにでもいる好青年
- その好青年を相手に妬みを持つライバル的存在
- この二人の背景にいる恋人の存在
いわゆる王道と呼ばれる要素が全て盛り込まれているため『主人公の成長・成功の過程』を話を通して楽しんでいくのが面白いでしょう。
ポイントとなるのは『主人公のキャラクター』です。

この普通の男がドロドロの環境に放り込まれ、そこで覇権争いに人生をかける人間とのバトルによって、傷つき・磨かれ・成長していきます。
そしてその成長した先に、家族の絆が描かれた心温まるシーンもしっかりと盛り込まれているため、ドラマの構成としては幅広い世代が楽しめる鉄板パターンで仕上げられています。
男女4人の恋愛模様
戦う男の裏には必ず『女』の影がありますが、今作『運命の渦』では4人の男女が覇権争いの裏で恋愛模様を繰り広げます。

決して恋愛がメインではないのですが、ストーリーの裏にある恋模様も描かれているため、これがまたドロドロの要素を引き立たせています。
実際に『運命の渦』を視聴したリアルな感想
作品自体は韓国ドラマの中でも超王道の路線に含まれてはいますが、個人的には『王道すぎて新鮮味がなかった』というのが本音です。

王道ドラマは、大衆にはハマりますがどうしてもコアなファンが付きづらいため、面白み・深みを出すことが難しくなります。
視聴した後に『あのシーンが心に残ったな〜』と思えるような心揺さぶられるシーンがあまりなかったため、ドラマに深み・面白みを求める人にとっては少々不満が残る作品かもしれません。
逆に『王道』の韓国作品が好きな方にとっては、ひな形通りに物語が進んでいくため、気持ちの良い終わり方を楽しめます。
結論としては『王道すぎて物語終盤に大きな盛り上がりがほとんどなかった』ことが、私の物足りなさを感じさせる一番の理由でしたね。
コアな韓国ドラマファンにはハマらない可能性が高いですが、最近になってから韓国ドラマを視聴し始めた方は一度視聴してみる価値はあります。
これがいわゆる『王道』というものですからね。
そして、運命の渦に出ててる女優さんが、青い海の伝説でも同じような境遇の悪女を演じてるのが面白い。青い海の伝説の方が極悪人!!腹立つ💢
— どらみ (@sUpBM6NiGclHWly) May 17, 2020