とある勘違いによって始まる恋愛にも様々な種類がありますが、今回お伝えするドラマ『この恋は初めてだから』では、とある勘違いから契約結婚をすることになるラブコメ要素の入った作品。
大家と賃借人が、ちょっとした訳あり契約結婚を始めたことにより、そこで繰り広げられる生活に胸キュン要素が盛り込まれています。
『契約結婚』
この言葉を聞いてピンと来た方もいるとは思いますが、実は『この恋は初めてだから』は、日本で2016年に放送されたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の韓国版として現地で大きく話題になった作品です。
[voice icon=”http://koreandrama-nerd.com/wp-content/uploads/2020/01/eigaya.png” name=”” type=”l”]日本で誰もが知っているドラマの韓国版と言われるくらいですから、当然韓国でも注目度の高い作品となっていました。[/voice]
アラサーの女性と独身を貫く一人の男がちょっとしたきっかけから同居生活をスタートさせる不思議な契約結婚。
今回は『この恋は初めてだから』のあらすじやキャスト情報、ドラマを実際に視聴した感想まで詳しくお伝えしていきたいと思います。
気になるところから読んでください
『この恋は初めてだから』の出演キャスト情報
逃げ恥に似ているとはいえ、出演しているのは韓国のキャストなので、まず世界観を理解するために全体の主要キャストを頭に入れておきましょう。
イ・ミンギ(ナム・セヒ役)

[box class=”blue_box” title=”役柄”]
IT企業に務める38歳のデザイナー
感情を表に出さないぶっきらぼうな男
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チョン・ソミン(ユン・ジホ役)

[box class=”blue_box” title=”役柄”]
恋愛経験ゼロの初心者
脚本家デビューできずに安月給で働いている
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キム・ガウン(ヤン・ホラン役)

[box class=”blue_box” title=”役柄”]
レストランマネージャー
ウォンソクと7年付き合っている
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イ・ソム(ウ・スジ役)

[box class=”blue_box” title=”役柄”]
大企業へ就職した高学歴女子
愛や結婚にひねくれた考え方をしている
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キム・ミンソク(シム・ウォンソク役)

[box class=”blue_box” title=”役柄”]
アプリ開発のデザイナー
ホランと付き合って7年目
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韓国ドラマ『この恋は初めてだから』のあらすじ
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あらすじ
とあるIT企業に勤める一人の社員ナム・セヒ(イ・ミンギ)はどこにでもいる普通の38歳のサラリーマン。
一つ変わっているといえば、性格が若干癖があり、人やお金に全く興味を示さない独身主義を貫くところ。
自分が働き始めた頃に将来設計をして、家を購入。
しかしその後家のローン返済に苦しめられる生活を過ごすことに。
30歳でまだ独身のユン・ジホ(チョン・ミソン)は、名門ソウル大学卒の高学歴な女性。
しかしどうしても脚本家の夢を諦めることができずに、高学歴なのにも関わらず給料の安い補助作家として5年以上働いていた。
今まで一緒に住んでいた弟が、まさかのできちゃった結婚をすることになり、気づけば自分の住む場所がなくなってしまう。
そんなジホとセヒが出会い、ひょんなコトがきっかけで一つ同じ屋根の下で暮らす事になる。
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自分がやりたいことのために安月給でも仕事を頑張り続けるジホでしたが、弟のデキ婚を機に住まいを変えることになります。
女性の30歳という年齢は、そろそろ周りから結婚を期待される年齢。
その状況で弟と弟の付き合っている相手、できちゃった結婚で生まれる予定の子供と一緒には流石に住めません。
もちろん一緒に住む選択肢もありましたが、結局弟と彼女は学生。
一緒に住めば自分が養うことがほぼ確定することになるため、ジホは家を離れる決意をします。
友人の紹介で『すぐに入居できる家がある』と聞かされたジホでしたが、そこには独身主義を貫く38歳のセヒの自宅。
[voice icon=”http://koreandrama-nerd.com/wp-content/uploads/2020/01/eigaya.png” name=”” type=”l”]『セヒ』この名前を女性だと思っていたジホは、住むことになってから相手が男だと知ります。[/voice]
高額のローン返済に苦しむセヒは返済をするためジホを受け入れる。
ジホは自分の住まいが見つからないためその家に住むことを決意。
この二人の深刻な悩みが合致した後、どのような人間模様が繰り広げられるのか?
一緒に暮らすことでの独身主義の男の変貌っぷりと、二人の不器用な恋愛模様がとにかく胸を締め付けてきますよ。
気づけば嫌々住んでいた二人の関係が、なぜか『いなくならないでほしい』そんな気持ちを芽生えさせていきます。
このドラマの見どころはここ!
『異性』で一緒に住めない状況からマイナスのスタート
セヒは最初、会社の社長にルームメイトを探してほしいとお願いし、そこで社長が後輩のウォンソク(キム・ミンソク)にその話を伝えますが、社長から見せてもらった写真からセヒを女性だと勘違いします。
そして女性と同居すると思い込んでいたジホは、セヒが異性であることを知り、一緒に住めないため家を後にします。
[voice icon=”http://koreandrama-nerd.com/wp-content/uploads/2020/01/eigaya.png” name=”” type=”l”]最初は仕方なく監督の作業部屋を借りて寝泊まりすることになりますが、そこで怖い思いをしたことにより、夜な夜な外をさまよっていたら、気づけばセヒのマンションに辿り着きます。[/voice]
- セヒはどうしてもローン返済のためにルームメイトが必要
- ジホはどうしても安心して寝られる環境が必要
二人はそれ以上の感情はないことを事前に確認し、異性と分かった上で一緒に暮らすことになります。
とはいえ、結局人間の異性同士。
一緒に住んでいれば相手を魅力的な異性に感じることは必ず出てきます。
最初の契約の元、二人は自分の目的以上の感情を表に出さないようにはしていますが、物語が進んでいくにつれて、大人しくて言いたいことが言えない性格のジホと、感情を表に出さない性格のセヒの様子がどんどん変化していくことになります。
物語のスタートは、正直視聴している側が一番ドギマギすることになりますよ。
ジホが同居生活にピリオドを打つ瞬間
契約結婚をした後、二人は表面上は普通の結婚を演じることを決めたため、お互いの家族には本当の結婚であると伝えます。
- 実家の行き来
- 法事への参加
家族となれば当たり前に参加する行事は結婚相手として出席しますが、あくまでも二人は契約結婚。
しかし、そんな偽りの結婚生活をしていても、二人は気づけばお互いを想い始めて今自分たちがやっている結婚生活に違和感を感じ始めます。
二人が好意を持てば『そのまま結婚すればハッピーエンドじゃん』と思えそうですが、ジホはその結末に一人違和感を感じ、セヒを置いて家を出て行ってしまいます。
いつも一緒にいた女性(しかも好意を持っている)がある日突然家からいなくなる‥。
これは同棲・結婚生活をしていた経験がある男性にのみ分かる切ない瞬間。
普段感情を表には出さないセヒは、この時ばかりはジホに対して自分の本当の気持ちをぶつけることになります。
[voice icon=”http://koreandrama-nerd.com/wp-content/uploads/2020/01/eigaya.png” name=”” type=”l”]普段ぶっきらぼうな男性が、自分の本音を感情込めて伝えてくる時の強烈なギャップは、心に響くものが何倍も大きくなり、胸が締め付けられます。[/voice]
『この恋は初めてだから』を視聴したリアルな感想
視聴した率直な感想としては『特に大きな展開はないけどほぼ退屈せずに完走できた』というのが本音です。
シンプルに言えば『訳あり男女の同居生活』ですから、日常にそれほど刺激的な展開は出てきません。
[voice icon=”http://koreandrama-nerd.com/wp-content/uploads/2020/01/eigaya.png” name=”” type=”l”]恋愛でくっついたり離れたりのドキドキが止まらない恋愛ドラマを求めている場合には若干物足りないかもしれませんが、『この恋は初めてだから』を視聴した後は心の奥底がじんわり温まるようなピュアな気持ちになれます。[/voice]
実際に視聴したユーザーの感想をいくつかチェックしてみましたが、やはり多くの方が完走しており、視聴して良かったと高評価を出しています。
ロストの合間に韓国ドラマこの恋は初めてだからを見てるんだけどこれ逃げ恥の韓国版だよね!?面白い。YouTubeで韓国語勉強してて良かった!ちょっとだけ言ってることわかる(笑)
— けもφ (@kenmo148) January 26, 2020
この恋は初めてだから全話完走〜!!
最近はまったく自分を出さないセヒさんがジホに会いたかったって素直に言った時はほんとにヤバかった!
最終回はかわいいセヒさんが見れて満足!😊✨✨✨
それに、友達の方もうまくいったし、見ててほんとに幸せでした😆💕#この恋は初めてだから #イミンギ pic.twitter.com/bqISKTXx6S— 카나 (@go_n814_ka420) March 23, 2020