昨今、女性の社会進出が当たり前になってきてはいますが、それはあくまでも表面上の話。
もちろん数年前と比較したら、明らかに女性が働きやすい環境は整っていますが、それでも女性特有の『妊娠』『出産』『子育て』のリスクを会社に受け入れてもらえずに、思ったようにキャリアを積めない女性が多いのが今の現実。
一言で『働く』と言っても、その形は家庭によって様々。
女性が働きに出て男性が専業主夫をする家庭もあれば、子供を預けて共働きで稼ぐ家庭もあります。
[voice icon=”http://koreandrama-nerd.com/wp-content/uploads/2020/01/eigaya.png” name=”” type=”l”]この作品に出演する『オ・ジョンソン』は、人気女子アナからタレントに転身した方になります。[/voice]
今回ご紹介する韓国ドラマ『レディの品格』は、一人の女性の仕事と家庭の両立をリアルに描いたホームドラマになります。
正解のない家族の形。
ここでは、そのリアルを描いたレディの品格のあらすじやキャスト情報、ドラマの見どころについて詳しくお伝えしていきたいと思います。
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この作品のテーマは、現代の働くママさんに対するパワハラ・嫁姑問題・待機児童問題が取り上げられています。
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気になるところから読んでください
韓国ドラマ『レディの品格』のあらすじについて
まずは3分程度でドラマの概要をまとめられた予告編をご覧ください。
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あらすじ
仕事と育児の両立をしながら忙しい毎日を頑張っているミソ(ホン・ウニ)。
そんなミソだったが、とある日に自分が第二子を妊娠していることを知ることになる。
子供を妊娠しても育児休暇を取らずに仕事を継続する覚悟をしていたが、その願いとは裏腹に保育園は定員オーバーで子供が預けられない。
頼れる実の母もいない。
そんな状況で頼ったのは姑だったが、その姑も腰を痛めてしまい、ミソの産後復帰が絶望的になってしまう。
その現実にぶち当たっていたミソだったが、娘と妻を溺愛していた夫ジェミン(パク・コニョン)がミソの代わりに育児休暇を取得することになった。
その気持ちは強かったが、ジェミンの現実は料理も洗濯も全くできない家庭的要素のない夫。
慣れない家事育児の忙しさに戸惑いを隠せなかった。
その一方でミソの後輩であるイェウン(イ・ギョンジン)もママとして働き、夫であるイルモク(ハン・ジサン)は非常勤講師の職を失ったことがきっかけで主夫として活躍することになった。
そんなイェウン家が偶然ミソと同じマンションに引っ越してきたことにより、子育てに苦戦しているジェミンをスランが助けることになる。
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ホン・ウニは、ワーママとして働く女性ミソを演じています。
妊娠は喜ばしい出来事。しかし仕事をしている女性にとって、その喜びが仕事にとってはマイナスに働くことはよくある話。
その状況で支えてくれる家族・身内の存在があれば良いものの、家庭環境によっては思い通りに働けない状況になることもしばしば。
[voice icon=”http://koreandrama-nerd.com/wp-content/uploads/2020/01/eigaya.png” name=”” type=”l”]ドラマの構成としては『女性目線』からの表現も多く、働きながら子育てをする女性であれば『そうそう!』と共感できる部分が数多く出てきます。[/voice]
もし自分がミソだったらどう乗り越えるのか?その視点でドラマを視聴すると、また物語を深くまで楽しめますし、実生活で新たな考え・価値観を取り入れることができます。
『レディの品格』のキャスト情報
ホン・ウニ(イ・ミソ役)
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いつも笑顔で頑張る結婚9年目の働くワーママ
あらゆる逆風が彼女を襲いますが、そんな中持ち前の明るさであらゆる困難を乗り越えていく
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パク・コニョン(キム・ジェミン役)
[box class=”blue_box” title=”役柄”]
ミソの旦那
とにかく妻と娘が大好きで、いわゆる妻バカ娘バカの男
家族に何かが起これば必ず駆けつけるくらい家庭を最重要視している
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オ・ジョンヨン(チュ・イェウン役)
[box class=”blue_box” title=”役柄”]
ミソの職場の後輩で課長として働く
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ハン・ジサン(チャ・イルモク役)
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イェウンの夫で、ジェミンの家事の師匠
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このドラマの見どころはここ!
あらゆる逆風に立ち向かっていくワーママ『ミソ』のたくましさ
レディの品格の世界観は、ほとんど現代のワーママが抱えるリアルな悩みを映し出しています。
- 子供が預けられない待機児童の問題
- 一般家庭には負担の大きい高額なベビーシッター費用
- 働くワーママに対する上司からのパワハラ
- 結婚した女性に対する同僚の嫌がらせ
普通にサラリーマンとして働く男性側からはあまり見えない、働く女性ならではの数々の悩みが見事に描かれています。
ただ子供を持って働きたいだけなのに、現代社会はそのような女性に対してとにかく逆風が強烈。
[voice icon=”http://koreandrama-nerd.com/wp-content/uploads/2020/01/eigaya.png” name=”” type=”l”]男だったら音を上げてしまいそうなそんな状況でも、ミソは明るく前向きに逆風を吹き飛ばしていきます。[/voice]
何かと挫けそうになる瞬間の多い働く女性にとって、毎話ごとにグッとくる瞬間が訪れますよ。
BSでいっぱい韓流ドラマ放送してるからつい観ちゃうんだ~。レディの品格も面白いしレンタルした客も面白いから韓流ドラマやめられないよ。
— まゆ。.:*ฺ✤ฺ (@mayuko_83) May 29, 2020
『旦那』の存在の強さ・ありがたみ
結婚生活は一人ではなく『旦那』と一緒に乗り越えていくもの。
女性側も働いているのに、家のことは全て女性側に押し付けて家事・育児に非協力的な旦那もたくさんいますが、このドラマで登場するミソの旦那ジェミンは妻に協力的な存在。
しかし、気持ちとは裏腹に家事は全くできない少し頼りない部分もあります。
[voice icon=”http://koreandrama-nerd.com/wp-content/uploads/2020/01/eigaya.png” name=”” type=”l”]気持ちだけでは乗り越えられない部分も多いですが、そんな旦那の助け舟としてミソの後輩のイェウンの旦那が登場します。[/voice]
働く男はかっこいいものですが、それ以上に『自分の妻を大切にする旦那』の姿もまた魅力的であることを再認識させてもらえます。
最近ハマっている『レディの品格』という韓流ドラマの家事が得意な元大学教授を思い出した。
家事と家庭での子どもの教育の大切さ、おばあさんやご近所、PTAなどが描かれていて、しかも会話がある程度聴き取れるので、面白い。
— M.U (@m_urara0204) February 15, 2020